*このページは作品制作のための調べ物を元に構成しています。投稿に興味が湧いたら、ぜひ作品もチェック。
こんにちは、最近は寒すぎて朝一ファンヒーターの前から動けない葉子です。
今日は前から調べてみたかった「5つの性別 」文化についてまとめてみました。
インドネシアのスラウェシ島に暮らすブギス族には、世界でも稀有な性別の概念が受け継がれています。
男性と女性という二元論を超えた5つの性別は、第三の性の歴史を語る上で欠かせない存在です。東南アジア文化の深い懐の広さを示す伝統について。

ブギス族の5つの性とは
インドネシア・スラウェシ島南部のブギス社会では、オロアネ(男性)、マクンライ(女性)、カラウェディ、カラライ、ビスという5つの性別が認識されています。
これらは単なる分類ではなく、それぞれに固有の社会的役割と精神性が結びついた概念です。
オロアネ―男性としての役割
オロアネは生物学的にも社会的にも男性とされる存在です。ブギス族の伝統では、家族を養い、農耕や漁業に従事し、戦士としての役割も担ってきました。
男性性の象徴として、力強さと保護者としての責任が期待されています。
マクンライ―女性としての役割
マクンライは生物学的にも社会的にも女性とされる存在です。
家庭を守り、子どもを育て、織物などの手工芸を担う役割があります。ブギス社会では女性の知恵と柔軟性が高く評価され、家族の精神的な支柱としても重要な位置を占めています。

カラウェディ―女性の心を持つ存在
カラウェディは、生物学的には男性として生まれながら、女性としての性自認と役割を持つ人々です。
インドネシアのブギス文化では、彼らは結婚式や儀式の準備、美容や装飾の専門家として活躍します。
その繊細な感性と美的センスが重宝されています。
カラライ―男性の心を持つ存在
カラライは、生物学的には女性として生まれながら、男性としての性自認を持つ人々です。
ブギス社会では男性的な仕事に従事し、時には結婚して妻を娶ることもあります。
彼らの存在は、性別が生物学的条件だけでは決まらないことを示しています。
ビス―シャーマンとしての性別
ビスは第五の性として、最も特別な存在です。シャーマンとして儀式を執り行い、神々と人間を繋ぐ聖職者の役割を担います。
男性性と女性性の両方を内包するとされ、その両性具有的な性質こそが霊的な力の源泉と考えられています。
東南アジア文化において、性別の境界を超えた存在が聖性を帯びる例は数多く見られます。

第三の性の歴史はどこから生まれたのか
ブギス族における5つの性の概念は、15世紀から17世紀にかけて栄えたブギス王国の時代から記録されています。
第三の性の歴史は、インドネシアの土着信仰とイスラム文化が融合する中で形成されました。
ラガリゴと呼ばれる叙事詩にも、多様な性別を持つ登場人物が描かれ、それが宇宙の調和を表すものとされています。
インドネシアで今も守られる理由
現代のインドネシアでは近代化が進む一方で、ブギス族の5つの性は文化的アイデンティティとして大切に守られています。
それは単なる伝統の継承ではなく、多様性こそが社会の豊かさを生むという哲学の表れです。
東南アジア文化が持つ柔軟性と包摂性が、今日まで受け継がれている証と言えるでしょう。
*このページは作品制作のための調べ物を元に構成しています。投稿に興味が湧いたら、ぜひ作品もチェック。
いつか自分が書いてる漫画のネタになるかも。
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