”あまり困ったときなどは、旅に出たことを後悔するほどでありました。
しかし、人間は、迷ったとき必ず何かを見つけることができるものです。
私は見聞を広めるためでなく、迷うために旅に出たのでした。”

安野光雅「旅の絵本」
あとがきより

2012年 9月4日 記入

安野光雅「旅の絵本」について

今日は大好きな絵本と言葉をご紹介。

この絵本はありそうで意外と少ない、文字がなく絵だけが続く絵本。

柔らかな水彩で描かれた懐かしいヨーロッパの旅の情景が続きます。

字が無いのがいいんですよ。
字があると文字を追わないといけない。それはそれで楽しいのですが、自動的に頭脳が働いているわけです。

字が無いと、ぼんやり絵を眺めていられます。
絵も自然が豊かでのんびり散歩している気分になれます。


行き交う人々もけっこう色んな事をしていて、観察するのも楽しい。
輪投げをしたり駆けっこをしたり、時には泥棒に入ろうとしてる人もいる。